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受水槽清掃に行った現場にて、こんなものを発見しました。
なんだかわかりますか?
そう、通気管の裏側です。
問題は、空気の出入りをする網の部分がペンキで塞がってしまっているということです。
おそらく、ビルの外壁を塗装した際に、受水槽の塗装も一緒に、ということで吹き付け塗装が行われたのでしょう。
完全に塞がっていないからいいものの、これでは気相部に塩素ガスが滞留し、貯水槽内の金具の劣化が進んだり様々なトラブルの元になりかねません。
*気相部とは、水槽内満水位より上の空気の部分です。
また、ここにこれだけ付着しているということは、細かくなった塗料が塗装の時に飲料水に混入していたかもしれません。
マンホールの鍵もこんなことに、、涙
もちろん、プライドを持って丁寧な仕事をされる塗装屋さんがたくさんいらっしゃることは心得ています。
しかし、貯水槽という専門性の高い部品の多い設備は、貯水槽専門業者に任せてはいただけないでしょうか?
塗るべき場所、塗ってはいけない場所、使用すべき塗料、適切な下地処理など、実は奥が深いのです。
当社の塗装事例を見る→<リンク・貯水槽の外面劣化塗装工事>
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。